【歌詞考察】Albidusはハンドレッコちゃんの曲なのでは説【SB69】
初めまして、幽嵐船と申します。以後お見知り置かなくて大丈夫です。
突然ですが皆さま、「白」と聞くと何を思い浮かべますでしょうか。
一般的なところだと雪、シンクロモンスター、ブルーアイズホワイトドラゴン、超量士ホワイトレイヤー、NARUTOの登場人物、シロラクロスカ?、まっしろスタートライン等。言葉的なところですと身の潔白、白日、空白のような『何もない、純粋』のようなイメージを浮かべるかと思います。
ことショウバイロッカーにおいては、ある人物が思い浮かぶのではないかと思います。
そう、皆大好きハンドレッコちゃんですね!!!!!!
SHOW BY ROCK!!のキャラ多しといえど彼女の大人気ぶりに肩を並べるものはいないでしょう。(2023/5/7調べ)
そんな彼女ですが、BUD VIRGIN LOGICの中ではドラム担当で前面に出ないこともあり、BVLの曲にはあまり彼女の視点で書かれたものはないように思っていました。
だがしかし、私はある重大な気づいてしまいました。
『Albidus』(BUD VIRGIN LOGICの楽曲/2017年)こそ、彼女の視点で綴られている楽曲なのではないだろうか。
そんなひらめきが、ForbiddenFruitsの落ちる姿を見て重力を発見したニュートンがごとく私の頭に走ったのだった。
まぁただの思い付きなので多分間違ってるけど
そしてその根拠を以下にMonologueとして書き記していきたい。
①タイトルの『Albidus』の意味と歌詞の「White」
そもそもAlbidusってどないな意味やねんと突っ込んでいる画面向こうの659諸君は一旦ググってみてほしい。
Albidusは英語で「白」を意味している。この曲は歌詞の中にも「I'm snow White」や「真っ白な肌触れて」のような形で「白」が象徴的に使われている。
白と入っているだけで白虎系統ミューモロイドと結びつけるのはいささか単純すぎやしないかという話もあるが、いったんここではこの曲は「白」を重要な要素としておいていることを念頭において欲しい。
そもそもBVLの色合いとしてよくイメージされるのは「赤」である。それはひとえに我がマスターであるアイレーン様のカラーが赤であるからに他ならない。所持しているギター(ローゼレーヴェシュナイデン)も赤だしね!
ではなぜ白が入りこんできたのか。また他のBVL楽曲と比較しても「あてどない幻想に朱い果実を貪るばかり」(Forbiddenn)、「黒いインクが滲むように」(ソラウソ)、「待って待って待って真っ赤で」(オヤスミパラノイア)のように赤ないしは黒が歌詞として多い。
これはAlbidusが今までのBVL楽曲と違う視点で書かれているのではないかという一つの考えを過らせる。
また、先ほど挙げた「I'm snow white」も気になる。アイレーン様のイメージカラーが「赤」なのになぜ「I'm snow white」なのだろうか。
「白」から見た世界観を投影しているのが『Albidus』という曲ということなのだろうか。
②ソラウソとの比較
私が一番気になっているところは『ソラウソ』との歌詞の違いだ。
『ソラウソ』と『Albidus』は共通している歌詞がある。
それは『群衆に紛れる』という部分だ。
「群衆に紛れた幼き華踏みつけられてin my dream」(Albidus)
「無垢で残酷な祈りの果てで群衆に紛れて笑う」(ソラウソ)
この二つを比較したい。
『ソラウソ』では前提として「孤独を憂う少女とそれを分かつ誰か」という構図で書かれている。
この孤独を憂う少女というのは比喩的に"花"という表現がなされて「孤独の花片」を渡す・散らすという形で心情を表している。
一方『Albidus』では華は俯瞰的に表現されている。「踏みつけられている」ところを見ていたり、「腐敗した大地にも華咲く その続きを見届けることできず」とその姿を観察する立場に立っていたり…。
『ソラウソ』がもしアイレーン様の視点で書かれているのであれば『ソラウソ』の花はアイレーン様であり、ひいてはBVL歌詞の花もすべてアイレーン様だと考えられる。
それをそばで見ている可能性が高いのはペイペイン様、ハンドレッコちゃん、或いはおにいちゃまああああああああああああああああああ!!!くらいだと思うので『Albidus』はその三人のうちのだれかの視点で書かれているのだろう。
③間違った選択
「間違った選択もまた自分だけが許せるのならば」
今綴りながら「この部分、どっちかっていうとアイレーン様っぽくあらへん?」と内なるジャクリンが囁いてきたが、いったん彼女は乾かしておいて。
これがハンドレッコちゃんの視点で書かれていたと仮定すればどうなるか。
アニメ「SHOW BY ROCK!!#」ではBVLは間違った選択を続けてきた。
アイレーン様を想うが故に彼女を咎められず世界を破滅へと導いたのがアニメBVLだ。
けれど忍迅雷音が来た世界(1話の枝世界)では、彼女たちは後悔はせずただカタストロフィを奏でていた。ただアイレーン様の為ならば、それが過ちであったとしても突き進む
そんな彼女の忠誠心を表した表現がこの歌詞なのではないか。
そして破滅の果てで腐敗した大地にただアイレーン様が気高く咲き誇っていれば、ただそれだけで――。
④My sisters,Rest in peace in the dark
BVLに姉妹っていたっけとこの歌詞見ながら思ったんですけど、これ2パターン解釈できるなと。
1つはBVLが姉妹のような関係性にある、そしてアイレーン様が苦しむ姿を見ているからこそせめて闇の中で安らかに過ごせるようにという意味。
BVLが姉妹(家族)なのかというと首をかしげる人もいるだろうが、まぁ家族だろう。
ペイペイン様が家主でアイレーン様・レッコちゃんが扶養家族。養われております。
2つ目はハンドレッコちゃんが元居た研究所で生まれることなく消えた1~99の姉妹たち説。
ワンコ(仮名)~ナインティーンナインコ(仮名)のことを想っている可能性。
まぁ多分違うと思うが、好きな方を選んでくれ。責任は取りません。
最後に
思い付きで書いたし書いていく途中で「多分これBVLを総合的に見て書いたのかな」と思い始めたけど、まぁそのあたりは適当に咀嚼してくれると嬉しいです。
あとそろそろハンドレッコちゃんのLRブロマイドの情報が欲しいのでください。